本ページでは、燃料電池&FCVを中心に、水素利用に関する最新注目情報(ニュース)を紹介します
❊ ❊最新電池関連Newsの中に、別途「蓄電池関連ニュース」、
「その他周辺注目情報のニュース」も設けております。これらページもご高覧ください
また、Tec-Jyam(管理人)の”つぶやき”の掲載(不定期)も始めております。 小職の” 持論・独論”ということで・・・お聞き流し下さい。
提供:電池総合情報サイト
URL:tec-jyam.com
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2023.05.28 コラム
トヨタが燃料技術を“手の内化”、「脱炭素技術の多様化」の下地作れるか
・トヨタ自動車が、燃料分野へのアプローチを強めている。水素製造装置を開発しデンソーと実証試験を始めたほか、バイオエタノール燃料でも製造プロセスの確立を目指し動き出した
・「量産技術を使った画期的なシステムだ。世界の1歩、2歩先を行っているのではないか」。トヨタが開発した水電解装置を前に、産業技術総合研究所福島再生可能エネルギー研究所の古谷博秀所長代理は興奮気味に期待の声を寄せた
・最大の特徴は、水電解部にトヨタの燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」に搭載する発電用スタックの部品と生産工程を9割流用した点だ。実車に搭載されている信頼性や耐久性のほか、量産部品を使うことでコスト低減にも寄与する。
・昨年、トヨタはENEOSなどと、バイオエタノール燃料の製造技術をテーマとする「次世代グリーンCO2燃料技術研究組合」を設立した。バイオエタノールだけでなく、精製の過程で生じる二酸化炭素(CO2)を水素と反応させて合成燃料を作るといった検討も進める。
・あるトヨタ幹部は「中国や欧州が相当な勢いで水素戦略を進めている」と話す。貯蔵や運搬がしやすい液体燃料にも期待が集まる。別の幹部は「体積当たりのエネルギー密度が高い液体燃料を、カーボンフリーにしなければならないと我々は考えている」と明かす
元記事:https://newswitch.jp/p/37118

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2023.05.27 ニュース
ルマンに水素エンジン車 26年から参戦可能に
・自動車の世界三大レースの一つとされるルマン24時間を主催するフランス西部自動車クラブのピエール・フィヨン会長は27日、富士スピードウェイ(静岡県小山町)で記者会見し、2026年から水素エンジン(内燃機関)車の参戦を認めると表明
・水素を用いる車両としてはこれまでモーターで走る燃料電池車(FCV)を想定していたが、いずれも出走できるようにする。
・会見に同席したトヨタ自動車の佐藤恒治社長は「非常に大きな意味を持つ発表で、前向きに受け止めている」と挑戦を示唆した。トヨタは水素エンジン車の開発に力を入れ、富士スピードウェイで28日まで開かれる24時間耐久レースに液体水素搭載型を世界で初めて出走させた。
元記事:https://www.sankei.com/article/20230527-6BDZIEPHAJO2XMXUVD6NMJM2ZQ/
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2023.05.26 ニュース
三菱重工、水素対応60万kW級GTCC発電設備を受注 シンガポールで稼働
・三菱重工業(東京都千代田区)は5月24日、ジュロン・エンジニアリング社(JEL/シンガポール)とのコンソーシアムにより、EPC(設計・調達・建設)契約を締結し、セムコープ社(同)グループが計画する60万キロ級の水素燃料に対応したガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)火力発電設備を受注した。2026年までに稼働する予定。
・同発電所は、セムコープ社がジュロン島(シンガポール)に建設予定の多目的センターに設置され、同島の企業に向けて電力と蒸気を供給する。
元記事:https://www.kankyo-business.jp/news/4e2db8f8-5d26-4722-b598-591a0b99dc9d
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2023.05.25 ニュース
メタン直接分解によるターコイズ水素製造技術を開発 愛知で産学共同
・愛知県は5月19日、企業・大学との共同研究で、天然ガスの主成分であるメタンを直接分解して「ターコイズ水素」を生成する技術を開発したと発表した。
・メタン直接分解は、反応によってCO2が排出されず、固体の炭素が生成される。炭素をそのまま貯蔵または他の用途で利用することでカーボンニュートラルとなり、生成する水素はCO2フリー水素となる。
図:メタン直接分解反応装置の概念図(出所:愛知県)
元記事:https://www.kankyo-business.jp/news/45949d1c-9fb9-46a9-8463-0aa29483055c

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2023.05.23 ニュース
株式会社ROBOTIX JAPANとABILITY株式会社が業務提携 水素燃料電池を活用した革新的なドローン開発に着手
・水素燃料電池を採用したドローンは、バッテリー式のドローンと比較して、稼働時間が大幅に延長されることが大きなメリットです。また、軽量でありながら高いエネルギー密度を持ち、充電時間が短く、環境にも配慮された技術であるため、今後のドローン産業の発展において、極めて重要な位置を占めると考えられます。
・農業分野では、バッテリーの稼働時間が短いため、たくさんの重いバッテリーや発電機を持参して作業する必要がありますが、水素燃料電池の場合、稼働時間が長いため、そんなにたくさんのバッテリーや発電機が不要になるため、よりスムーズな作業が可能となります。
・また、災害時においても、水素燃料電池を使用したドローンは長時間の飛行が可能なため、被災地での物資輸送や状況把握、人命救助などに貢献できます
元記事:https://news.biglobe.ne.jp/economy/0523/prt_230523_7626023215.html
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023.05.23 ニュース
北電、大型水素製造装置の運用開始 寒冷地対応技術確立へ
・北海道電力(北海道札幌市)は5月18日、苫小牧市の「苫東厚真発電所」隣接地に、1MW級水素発生装置および水素製造設備の運用を開始したと発表
・今回設置した水電解装置は、1時間あたり200Nm3の水素を生成する。これは、北海道における寒冷地仕様では道内最大規模となる。
・今後は、設備の性能評価を一定期間行いながら水素を製造し、寒冷地における安定・効率的な製造の実現に向けて、運用・保守技術の確立を目指す。
・同装置を「ゼロカーボン北海道」推進などに生かす
元記事:https://www.kankyo-business.jp/news/8a88a6c1-09ab-4f9d-9cf3-bc856c59f463
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2023.05.19 ニュース
20トン級試作、コマツが「水素燃料電池ショベル」の開発に注力する理由
・コマツは水素燃料電池を搭載した中型油圧ショベルのコンセプト車(写真)を開発した。
・20トンクラスの車体にトヨタ自動車製の水素燃料電池システムと水素タンクを複数個搭載したもので、小山製造所(栃木県小山市)で実証試験を始めた。
・コマツが電動ショベルと並行し、水素燃料電池ショベル開発にも注力するのは、リチウムイオン電池(LiB)より短時間で水素燃料を充てんできる点が背景にある。現行のLiBは大型建機を動かすにはパワー不足で、個数を増やして出力を増すと充電に長時間が必要で、建設現場では使えない。ただ水素燃料電池も現状では水素燃料供給インフラの問題があり、政府の今後の支援策などもにらみながら研究を続ける
元記事:https://newswitch.jp/p/37020
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2023.05.18 ニュース
二輪車メーカー4社で水素エンジンを共同研究、「内燃機関残したい」
・カワサキモータース、スズキ、ホンダ、ヤマハ発動機は2023年5月17日、東京都内で会見を開き、二輪車など小型モビリティ向けの水素エンジンの基礎研究を行う「水素小型モビリティ・エンジン技術研究組合(HySE:Hydrogen Small mobility & Engine technology)」を設立すると発表
・活動期間は5年を目安とし、出力20k~100kW程度の小型水素エンジンの製品化に向けた基礎技術にめどをつける。規格化や標準化に向けた議論も進める。
・HySEは水素エンジン本体と水素充填システムに分け、テーマごとのワーキンググループで研究を進める。水素エンジン本体は、シミュレーション活用に力を入れる。カワサキモータースが多気筒エンジン、ヤマハ発動機が単気筒エンジンの実機研究を主導する。スズキは要素部品の実験を通じてモデル構築をリードする。ホンダは実機と要素部品のモデルを連携させたモデルベース開発(MBD)を推進していく。実機と連携しながらシミュレーションの精度を高める
・水素エンジンの課題・・・水素を燃料として使う場合、燃焼速度の速さに加えて、着火領域が広く燃焼が不安定になりやすいため、異常燃焼が起きる。燃焼をどうコントロールするかが課題となる。また、燃焼時に生成された水がサビの原因になったり、オイルに混入してエマルジョンが起きたりする。さらに、二輪車など小型モビリティでは燃料タンクのレイアウトが難しい
元記事:https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2305/18/news093.html
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2023.05.18 ニュース
デンソー、燃料電池でエネマネ実験
デンソーは18日、自社開発中の燃料電池を使い、工場の電力を効率的に運用するエネルギーマネジメントシステムの実証実験を始めたと発表した。脱炭素に取り組む企業などの需要をにらみ、2024年度末までに店舗や工場向けのシステムとして販売を目指す。
元記事:https://www.jiji.com/jc/article?k=2023051800928&g=eco
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2023.05.17 ニュース
日本初、FC大型トラック走行実証を開始…物流4社が実用性を検証
・アサヒグループ、西濃運輸、NEXT Logistics Japan(NLJ)、ヤマト運輸の4社は、日本初となる燃料電池(FC)大型トラックの走行実証を5月17日から順次開始すると発表
・国内商用車全体の温室効果ガス排出量は、全体の約7割を大型トラックが占めており、特に幹線輸送に使われる大型トラックは、十分な航続距離と積載量、短時間での燃料供給が求められるため、エネルギー密度の高い水素を燃料とする燃料電池システムが有効であると言われている。今回、トヨタ自動車と日野自動車が共同開発したFC大型トラックを用いて、各社の実際の輸送業務に使用することで、水素燃料活用の可能性と実用性の検証を行う。
元記事:https://response.jp/article/2023/05/17/371058.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b984d5abdffd614546099b71956ccc13b86fed3
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2023.05.16 ニュース
新明和工業、水素輸送ビジネスに参入
・新明和工業(兵庫県宝塚市)は5月12日、水素製造・貯蔵装置の製造・販売を手掛けるフレイン・エナジー(北海道札幌市)が開発した「脱水素装置」の試作機を活用し実験を開始したと発表した。
・2024年までを第1次期限として、安全性、高効率化、生産性などを検証する。試作機の完成度を高めるとともに、並行して、量産化に向けた課題や需要先などの洗い出しを進める。両社が連携して、2025年には新たな水素供給ユニットとして商品化を目指す。
元記事:https://www.kankyo-business.jp/news/3a26449e-b5ce-4854-a5bc-9aecf83593c1

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2023.05.16 ニュース
豊田合成、商用車向け大型高圧水素タンクを初展示…人とくるまのテクノロジー展2023
・豊田合成は、5月24日から26日までパシフィコ横浜(横浜市西区)で開催される自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2023」に出展
・電動化技術ではFCEV(燃料電池自動車)用の商用車向け「大型高圧水素タンク」を初展示する。高圧水素タンクはFCEVの主要部品の1つで、水素を高圧(約700気圧)で圧縮して効率的に貯蔵する。今回出展する大型高圧水素タンクは乗用車向けより約8倍の水素を充填でき、今後拡大が見込まれる輸送トラックなどの商用車向けの製品となる
元記事:https://response.jp/article/2023/05/16/371019.html
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2023.05.15 ニュース
いすゞの大型トラック向けFCシステム、開発・供給パートナーをホンダに決定…2027年導入予定
・いすゞ自動車は5月15日、2027年導入予定の燃料電池(FC)大型トラックに搭載するFCシステムの開発および供給パートナーをホンダに決定し、両社で合意書を締結した。
元記事:https://response.jp/article/2023/05/15/370975.html
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2023.05.14 コラム
中国、水素自動車の実用化を加速
・中国広東省(Guangdong)はこのほど、内燃機関利用の商用車や特殊車両の代替として電気自動車(EV)や水素自動車の実用化を推進する計画を発表しました。また北京市は5日、同市大興区で水素燃料電池車バス10台を正式な路線バスとして投入しました
・水素FCVは現状では、普通の電気自動車より30%から50%ほど高価ですが、上海、重慶(Chongqing)、河南(Henan)などの中国各地では、水素FCVの産業発展を推進するために、高額の補助金を拠出するなどの関連政策が打ち出されています。
・中国では現在、水素FCVは主にバスや物流用自動車、大型トラックなどの商用車に使用されています。一方で、水素FCVの乗用車には、材料と部品についての効率が悪く、寿命が短いなどの業界全体にとっての技術的難題が存在しています。この問題について自動車製造の老舗大手である中国第一自動車や中国政府が設置した自動車技術研究開発会社である中国自動車工程研究院など10社は、技術上の難関を突破するプロジェクトを実施して、動力密度と動的性能が高く、低温でも急速始動が可能で寿命が長い乗用車用の燃料電池やエンジンの開発に取り組んでいます。
元記事:https://www.afpbb.com/articles/-/3463716?cx_part=search
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2023.05.14 ニュース
中国初の水素動力列車 上海で公開
・中国の鉄道車両大手、中国中車集団(CRRC)が開発した最新のグリーン・低炭素技術の成果の一つである水素を動力源とする列車が、上海世博展覧館で10日に行われた2023年中国ブランドデーのイベントで公開されました
・列車には複数のスマート検知システムと数千のスマートセンサーが設置されており、随時に自動点検し、水素貯蔵システムや水素燃料電池システムを自動的にモニタリング、コントロール、点検、メンテナンスできるため、走行中の水素システムの安全性と信頼性が確保されています。
元記事:https://www.afpbb.com/articles/-/3463558?cx_part=search
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2023.05.13 コラム
イーロン・マスクを苛立たせる「グリーン水素」を用いた充電網
・水と再生可能エネルギーを使って作られるグリーン水素の市場でリーダーを目指すPlug Power(プラグパワー)は、電気自動車(EV)のトラックや商用車向けに新しいタイプのオフグリッド充電ステーションを開発した
・このステーションは、1万8000ガロン(約68キロリットル)の液体水素タンクと、プラグパワーが製造する定置型燃料電池システムを組み合わせ、60メガワット時以上の電力を発電する。同社によると、これは600台以上のEVが充電可能な電力だという
・しかし、プラグパワーは、この手法が水素の最も効率的な利用法ではないことを認めている。「我々は、電気を水素に変換して輸送し、再び水素を電気に変換してバッテリーを充電しており、多くのステップが必要だ」と彼は述べた。
・マスクは、今年に入って水素に対する懐疑的な見方を少し改めている。彼は、3月1日に行われたテスラの投資家向けウェブキャストで、鉄鋼の製造などの用途にグリーン水素の利用を検討していると述べた。さらに、彼は次のようにも述べた。
・「産業プロセスにおいて、ある程度の量の水素は必要だ。個人的には、輸送分野での水素の利用は有意義でなく、使うべきでないと考えている」
元記事:https://forbesjapan.com/articles/detail/63063
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2023.05.13 ニュース
トヨタの燃料電池パワートレーンがカリフォルニアで認定取得!! 2023年後半よりケンタッキー工場でトラック用モジュールを生産予定
・北米トヨタの大型トラック用燃料電池パワートレーンキットが、カリフォルニア州大気資源局より「ゼロエミッションパワートレーン」に認定された。この認定は車両がインセンティブを受けるための条件にもなっているため、燃料電池の商用化に向けては重要なマイルストーンだ。
・トヨタは2023年後半よりケンタッキー州の工場で新世代のトラック用水素燃料電池モジュールの生産を予定しており、今回の発表後に北米のトラックメーカー2社がこのパワートレーンを採用する大型FCEVトラックを発売した。
・ もちろんトヨタは乗用車のシャシーメーカーではあるが、北米の大型車市場ではティア1サプライヤーとしてコンポーネントの提供に徹することで、燃料電池技術の普及を図っている。
元記事:https://fullload.bestcarweb.jp/news/369730
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2023.05.12 ニュース
トヨタと米パッカー、水素燃料電池トラックの協業拡大
・トヨタ・モーター・ノース・アメリカ(トヨタ)と米国の大型トラックメーカーであるパッカーは5月2日、トヨタの水素燃料電池モジュールを搭載した水素燃料電池トラックの開発と生産に関する協業の拡大で合意したと発表した。
・両社はトヨタの水素燃料電池パワートレイン・キットを搭載したトラック「ケンワースT680」(ケンワース・トラック・カンパニー製)と「ピータービルト579」(ピータービルト製)のゼロエミッション・バージョンの開発・商品化で継続的に協力していくとしている。最初の顧客への納品は2024年を予定しており、トヨタは2023年後半に米国でモジュールの組み立てを開始する。
元記事:https://www.kankyo-business.jp/news/6ab584fb-4ffc-44cd-a8e2-bdfc219a2780
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2023.05.04 ニュース
水素技術開発で連携強化 ポーランドと覚書署名へ
日本とポーランドの両政府が、水素関連の技術開発や供給網の整備で連携を強化する。欧州を歴訪中の西村経済産業相が4日にポーランドのワルシャワでアンナ・モスクワ気候環境相と会談し、今後の協力を盛り込んだ覚書に署名する方向だ
元記事:https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230504-OYT1T50022/
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2023.05.03 コラム
市場規模10兆ドルの「グリーン水素」水素革命は産業用車両から始まる
・再生可能エネルギーから発生する余剰電力のエネルギーを水素に変えて製造し、それを圧縮・液化、超低温保存することで、クリーンなエネルギーをより効率的に使うという取り組みがある。
・プラグパワーは長年、燃料電池用の水素を外部から購入してきたが、同社は水素を自社で製造し、重工業分野の顧客に供給するリーディングカンパニーを目指している
・プラグパワーは、世界のグリーン水素の市場全体が今後の数年で10兆ドル規模に成長すると予測している
・CO2排出による深刻な気候変動リスクの高まりを受け、あらゆる産業や発電、輸送を化石燃料から切り離すことが急務となるなか、グリーン水素の魅力はますます高まっている。
元記事:https://forbesjapan.com/articles/detail/62749
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2023.05.01 ニュース
東芝ESSら、水素製造設備の運用を最適化へ NEDO事業延長
・東芝エネルギーシステムズ(神奈川県川崎市)、東北電力(宮城県仙台市)、岩谷産業(大阪府大阪市)の3社は4月27日、水素を用いたエネルギー貯蔵・利用(Power to Gas)の実用化に向けて、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の技術開発事業を2025年度末まで延長すると発表
・3社は現在、NEDOの技術開発事業として、水素製造施設「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」において、蓄電池・燃料電池を使わず、電力系統需給バランスをする調整機能(デマンドレスポンス)と、水素需給予測に基づくシステム運用により、再エネからの電力を最大限利用し、クリーンで低コストの水素製造・供給技術の確立を目指している
図:新事業の全体像(出所:東芝エネルギーシステムズ)
元記事:https://www.kankyo-business.jp/news/c816140c-296a-434c-b3d8-361b9bb7a6bc

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2023.04.29 ニュース
世界最薄の白金ナノシートを開発 コストも大幅減へ 燃料電池車など性能向上の可能性
・琉球大学は30日、理学部の滝本大裕助教らの研究チームが世界最薄の「白金ナノシート」を開発したと発表
・厚さは0・5ナノメートル(ナノは10億分の1)。燃料電池などの媒体へ応用することで、低コスト化や発電性能の向上が見込めるという。研究チームは「付加価値の高い化学製品製造などへの応用も期待でき、コストの大幅減が狙える」としている
元記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/4e4e42926d99fca5a13f1b905aa14051b071e376
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2023.04.28 ニュース
三菱重工と岩谷産業、液化水素昇圧ポンプの導入拡大で協業開始へ
・三菱重工業(東京都千代田区)と岩谷産業(大阪府大阪市)は4月26日、革新的な水素供給システム構築に向けて、液化水素昇圧ポンプの開発・販売で協業を開始すると発表
・三菱重工の90MPa級液化水素昇圧ポンプの導入拡大を目指す
・両社は今後、国内向け液化水素ステーションの最適化、および各設備を合理化したパッケージ開発を共同で進める。
元記事:https://www.kankyo-business.jp/news/ea033e4f-698f-4782-8d86-4fe9948e92c7
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2023.04.27 ニュース
燃料電池とリチウムイオン電池を切り替えて長距離搬送も、ドイツ企業のAG
減速機メーカーのドイツSEW-EURODRIVE(SEW-オイロドライブ)は、世界最大級の産業展示会「HANNOVER MESSE 2023」(2023年4月17~21日、ドイツ・ハノーバー)に、メタノール燃料電池(FC)とリチウムイオン2次電池(LIB)の両方を電力源にできる無人搬送車(AGV)のコンセプトを展示した。走行距離や用途に応じて、2種類の電力源を切り替えられる
元記事:https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02435/042500008/
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2023.04.27 ニュース
都内でのグリーン水素製造・利用に関する費用を補助 最大2億5300万円
・東京都は4月24日、グリーン水素の製造から利用までの実機を導入する場合の機器構成などを示したモデルプランの募集を開始すると発表
・名称は「グリーン水素製造・利用の実機実装等支援事業」。募集期間は4月24日から7月14日まで。
・東京都内での利用や5年間の報告義務などが必須
元記事:https://www.kankyo-business.jp/news/1c0202b7-d7dc-4f24-bb6d-75f09cde1438
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2023.04.26 ニュース
パナソニック、高効率な5kW純水素型燃料電池
パナソニック エレクトリックワークス社は、高純度の水素と空気中の酸素との化学反応で発電する、三相三線に対応した純水素型燃料電池「H2 KIBOU FC-H50MJD1P」を、業務用途をターゲットに、6月1日に発売する
元記事:https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/1496219.html
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2023.04.25 ニュース
水素供給効率化へ新モーター TMEIC、長崎で製造 燃料電池車普及見据え開発
・東芝三菱電機産業システム(東京、TMEIC)は次世代エネルギーとして注目されている水素で動く燃料電池車(FCV)の普及を見据え、FCVに連続して水素を充塡(じゅうてん)できる「耐圧防爆モータ」を開発
・従来、FCVに水素を補給する水素ステーションには、温度上昇を抑える構造のモーターを採用し水素爆発を防いでいるが、頻繁に使用できないという課題がある。
今回開発したモーターは万が一、内部で水素に引火しても外部に爆発の影響が及ばない構造。温度上昇にかかわらず連続使用が可能で、ステーションの供給効率を向上させ対応台数を増やせる。出力は160キロワットまたは185キロワット。
元記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/6f1a57d6cbc661a8b2905f8f202424a48026219e
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2023.04.21 ニュース
アンモニアを水素に改質、船舶運航に活用へ ダイハツディーゼルらが共同研究
・ダイハツディーゼル(大阪府大阪市)、海上・港湾・航空技術研究所海上技術安全研究所(東京都三鷹市)、日立造船(大阪府大阪市)の3者は4月18日、・アンモニア燃料を水素に改質し、水素混焼または水素専焼機関とするシステム開発の開発に向けた共同研究を開始すると発表
・輸送の難しい水素を利用しやすくすることで、コンパクトでより安全・環境に配慮した船舶の運航の実現を目指す。
元記事:https://www.kankyo-business.jp/news/1862b7a5-57e3-406c-b62b-24ee5bfff023
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2023.04.21 ニュース
名大、従来の6倍以上の伝導率を示す高伝導高分子電解質膜を開発
・名古屋大学(名大)は4月20日、次世代燃料電池・水電解装置などでの利用が期待される、従来と比べて5倍以上という高密度に酸基を有する高伝導高分子電解質膜を開発し、燃料電池を使用する一般的な温湿度下(例:気温80℃・相対湿度90%RH)において、従来の電解質膜が示す伝導率(0.15S/cm)を上回り、0.93S/cmという6倍以上の高伝導率を示すことを確認したと発表
・同成果は、名大大学院 工学研究科の野呂篤史講師(同・大学 未来社会創造機構 マテリアルイノベーション研究所/脱炭素社会創造センター兼務)らの研究チームによるもの
元記事:https://news.biglobe.ne.jp/it/0421/mnn_230421_0409787951.html
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2023.04.21 ニュース
量販FC小型トラック、東京都への導入開始…トヨタ、日野、いすゞ、CJPTで共同開発
・コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ(CJPT)は4月21日、いすゞ・日野・トヨタと共同開発した燃料電池(FC)小型トラックの東京都への導入が開始されたことを発表
・小型トラックはスーパーマーケットやコンビニエンスストアでの物流などで使われることが多く、冷蔵・冷凍機能を備えた上、1日複数回の配送業務を行うため、長時間使用・長距離走行が求められる一方、短い時間での燃料供給などの条件も満たす必要がある。このような使用環境では、走行時のCO2排出がゼロで、エネルギー密度の高い水素を燃料とするFC技術の活用が有効だ。
元記事:https://response.jp/article/2023/04/21/370202.html
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2023.04.20 ニュース
脱炭素社会の実現に向けて政府、水素戦略改定へ 官民で15兆円投資し年間1200万トン供給
政府は脱炭素社会の実現に向け、次世代エネルギーとして注目される水素を普及させるための基本戦略を5月下旬に改定する予定だ。4月4日の再生可能エネルギー・水素等関係閣僚会議で改定案を決めた。官民合わせて15兆円を投資して脱炭素の環境整備を進め、水素供給量を2040年に年間約1200万トンに拡大する数値目標も盛り込んでいる
元記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/073ad05f241e2fc702544378aefbd083da393db3
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2023.04.19 コラム
日の丸は二度と負けない、-253℃で水素を運ぶ川崎重工「すいそ ふろんてぃあ」
・次世代エネルギーとして期待が高まる水素。実用化するには安価な水素の安定供給が必須となる。この要件を満たすべく川崎重工業(以下、川崎重工)が開発したのが、液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」だ。海を越えて大量の水素を運べる、現在世界で唯一の船である
・川崎重工が「世界初」にこだわるのには理由がある。同社は2010年からの中期経営計画で二酸化炭素(CO2)削減につながる水素サプライチェーンを作る構想を発表。海外からの大規模な水素調達を織り込んだ計画だ。この計画を実現するには、いち早く、すいそ ふろんてぃあを世に出さなければならない。船がなければ、国境を越えた水素サプライチェーンは机上の空論となるからだ
元記事:https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/ne/18/00007/00209/
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2023.04.19 ニュース
東京ガスとSCREEN、グリーン水素を製造する水電解用CCMの量産化技術を確立
・東京ガスは2023年3月15日、SCREENホールディングス(SCREEN)と共同で、水電解用触媒層付き電解質膜(水電解用CCM)の、電極面積800cm2超サイズでの高速量産化技術を確立したと発表
・水電解用CCMは、プロトン交換膜(PEM)水電解用セルスタックの性能やコスト、耐久性能を左右する重要な構成部品
・今回開発した技術は、新エネルギー・産業技術総合開発機構の支援によって開発された燃料電池用CCM製造向けの触媒塗工技術を活用。同技術を水電解用CCMへ転用する際に、電極にクラックや触媒の凝集が生じてしまう課題に対し、製造プロセスと触媒インク配合を水電解用に最適化することで解決した
図:(左)セルスタックの構成 、 (右)ロールtoロール方式で用いられる触媒塗工技術(燃料電池用CCM) 出所:東京ガス
元記事:https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2304/19/news074.html

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2023.04.19 ニュース
JOGMEC、CCS・水素製造などでインドネシア国営企業と協業へ
・エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC/東京都港区)は4月17日、インドネシア国営石油会社のプルタミナと、CO2地下圧入や水素・アンモニア製造などの事業創出に向けた協議を開始すると発表
・今後は、CO2を利用した原油/ガスの増進回収(CO2−EOR)、CCS(CO2回収・貯留)を伴う水素・アンモニア製造などに関する具体的な事業の創出・推進に向けて、日本企業と共に連携していく。
元記事:https://www.kankyo-business.jp/news/c1fa523c-2030-447d-8afd-601ada202f63
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2023.04.17 ニュース
出光、廃棄物由来のクリーン水素製造へ 一日最大約300tを処理
・出光興産(東京都千代田区)は4月13日、米国企業のH−Cycle社と共同で、日本国内で排出される都市ごみなどの廃棄物を原料とした国産クリーン水素製造の事業化検討を開始したと発表
・この取り組みは、HC社が日本国内で独占的に展開している「プラズマ改質」によるガス化改質炉を使用し、廃棄物を高効率で水素に変換、日本の各地域での水素製造・活用を目指すというものだ。
・出光興産は今後、各地域の自治体、設備運営・保守等を担うパートナー企業などの協力も得て同事業の実用化検討を進め、約200~300トン/日の廃棄物を処理して水素を製造する初期プラントを2030年代前半に建設することを目指す。
元記事:https://www.kankyo-business.jp/news/58243ca1-3f99-4a86-8d1a-ded7f25fd736
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2023.04.17 Tec-Jyamのつぶやき
電池とは関係ありませんがつぶやいてみました!
ここ数年、色々な出来事に対して違和感を感じることがある。その違和感の中で、特に個人的に”怖い”と感じた事例を話してみたくなった。
ということで、ビビりのおっさんのたわごと・・・ということで聞いてほしい。
昨今、”怖い”と感じたこと その2:昆虫食・・・?
第2弾として、コオロギ食で”ビビッてる”ことを話したい。
つぶやき詳細:https://tec-jyam.com/?page_id=2123
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2023.04.14 ニュース
BMW、日本で燃料電池車の実証実験へ 量産視野に
独BMWのオリバー・ツィプセ社長は14日、東京都内で日本経済新聞などの取材に応じ、燃料電池車(FCV)の実証実験を日本で始めることを明らかにした。トヨタ自動車から調達する燃料電池を使った車両「iX5ハイドロジェン」を3台導入し、7月下旬から実験する。将来のFCV量産も視野に入れており、結果を車両開発に生かす
元記事:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC144RG0U3A410C2000000/
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2023.04.13 ニュース
JR西日本、水素で動く燃料電池列車導入へ ディーゼル車と置き換え
・JR西日本は12日、水素で発電した電気で駆動し、二酸化炭素(CO2)を排出しない燃料電池列車を2030年代に導入する計画を明らかにした。兵庫県内で自治体などと連携し、列車などに水素を供給できる「総合水素ステーション」の建設も進める。
元記事:https://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/2304/13/news085.html

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2023.04.12 ニュース
水素を混合した燃料を使用するガスエンジン発電機、効率性の性能試験に成功
・フィンランドのエネルギー関連企業であるWärtsilä(バルチラ)は2023年3月23日、天然ガスに水素を混合した燃料を使用して、同社製エンジンの性能試験に成功したと発表。同エンジンは、水素混合燃料で稼働する商業運転の事例では、最大規模となる。
・3日間におよぶ試験の結果、同社は、水素と天然ガスを混合した燃料が、Wärtsiläのエンジンで安全で効率的に使用できることを示した。具体的には、濃度25vol%の水素を混合した燃料で95%の負荷を達成し、17vol%の水素を混合した場合には100%の負荷に到達できることを示した。
・EPRIは報告書のなかで、このクラスのエンジンが、ガスタービン単独で運転される「シンプルサイクル」と呼ばれる発電方式に比べて、高い効率を維持できると述べている。
元記事:https://fabcross.jp/news/2023/20230412_wartsila-engine.html
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2023.04.10 コラム
トヨタとホンダの水素戦略は“アプリケーションの拡大”…単なるパワートレインに非ず
・ドイツがEUにe-fuelの内燃機関を認めさせたというニュースがあったが、もし、e-fuelを普及させたいなら、その前に再エネ由来もしくはCO2オフセットゼロの水素の確保が必要だ
・自動車業界は、特殊なe-fuelよりも、実用化が有力視されるバッテリー技術、再エネ技術、水素関連技術に注力している。国内ではトヨタとホンダがFCEVやFCスタックについて取り組みを続けている
・トヨタの戦略は、1)FCの技術開発、2)FCアプリケーションの拡大、3)FCEVの価値拡大、4)「つかう」技術のフィードバックという4つの柱があるという(トヨタ自動車 CVカンパニー 水素事業領域 水素製品開発部 折橋信行氏)
・ホンダの戦略イメージは図参照
元記事:https://response.jp/article/2023/04/10/369736.html

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2023.04.07 ニュース
出光、再エネ水素とCO2の「合成燃料」供給網構築へ HIF社とMOU締結
・出光興産(東京都千代田区)は4月5日、南米・北米・豪州などで、カーボンニュートラルな合成燃料(e-fuel)の製造を行うHIF Global(HIF)と、合成燃料の生産や日本での実用化・普及を加速させるための戦略的パートナーシップに関する覚書(MOU)を締結したと発表
・合成燃料(e-fuel)は、再生可能エネルギー由来の水素と大気中のCO2を合成することで生成される液体燃料だ。原料製造から製品利用までの製品ライフサイクル全体において、CO2排出量実質ゼロを達成するカーボンニュートラルなエネルギーとして注目されている。
元記事:https://www.kankyo-business.jp/news/b905505a-512e-4c39-81b2-48257647a829
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2023.04.05 ニュース
米スタートアップ、史上最大の水素燃料電池を搭載した旅客機での試験飛行に成功
・アメリカのスタートアップ企業であるUniversal Hydrogenが2023年3月2日、航空機に電力供給するものとしては最大の水素燃料電池を搭載した、40人乗り旅客機の試験飛行に成功したと発表
・同パワートレインは、航空機用に改造したPlug Power製の燃料電池を使用している。バッテリーを使用せず、燃料電池から電気モーターを直接駆動できるため、重量とコストを大幅に削減できるという。今回の試験飛行では、旅客機のタービンエンジンの1つが同社のパワートレインに置き換えられた
元記事:https://fabcross.jp/news/2023/20230405_hydrogen-regional-airliner.html
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2023.04.05 ニュース
水素 40年に供給量6倍…基本戦略改定へ 官民で15兆円投資
・政府は4日、燃やしても二酸化炭素(CO2)が発生しない水素の利用拡大に向け、「水素基本戦略」を5月末にも改定することを決めた。
・水素の供給量を2040年に現在の約6倍の年1200万トン程度に拡大する目標を打ち出す。
・今後15年間で官民あわせて計15兆円を投資する計画で、次世代の脱炭素燃料として普及を加速させたい考え
元記事:https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230405-OYT1T50032/
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2023.04.04 コラム
水素普及へ価格3分の1に 政府、コスト低減なお課題
・政府は脱炭素に向け、水素の導入量を2040年に現状の6倍の1200万トンにする目標を検討する。発電や製鉄での実用化は途上で、高いコストが壁だ。30年に価格を3分の1に引き下げ、普及につなげる。中長期の導入目標の実現へ官民の投資を集め、拡大への推進力を担保できるかが課題になる。
・いまは水素の供給価格は1立方メートルあたり100円で、既存燃料の最大12倍に相当する。価格差を縮めるよう政府が補助する。
・現状の供給量は年200万トンにとどまる。過半は石油精製のために使われ、脱炭素のエネルギーとしての活用はこれから本格的に増やしていく。
・日本の場合、再生エネからつくる水素は海外から船で輸送する必要があると経済産業省はみる。
・150以上のグローバル企業で構成する「水素協議会」とマッキンゼーがまとめたリポートによるとパイプラインを使えない日本はコストが割高になる。
・環境に配慮した水素のコスト低減には再生エネの導入拡大が欠かせない。官民で15兆円という投資で水素技術の開発を急ぎつつ、国内の再生エネ導入を加速する両方の取り組みが重要になる
元記事:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA044K70U3A400C2000000/

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2023.04.04 ニュース
双日・米UH2社ら、「水素」で航空業界の脱炭素化を支援
・双日(東京都千代田区)は3月31日、米国のユニバーサル・ハイドロジェン・カンパニー(UH2社)、三菱HCキャピタル(東京都千代田区)などの日系企業とともに、日本の航空業界の脱炭素化に向けた水素バリューチェーン構築の促進と、水素燃料電池航空機や水素貯蔵カプセルの普及に取り組むと発表
・UH2社は水素貯蔵カプセルと水素燃料電池動力の航空機用発動機(パワートレイン)を開発している。
元記事:https://www.kankyo-business.jp/news/b776c630-05d2-431a-8e43-49aea85b988b
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2023.04.01 ニュース
水素で走る「燃料電池バス」、神戸市が初の運行 4月1日から2路線で 記念のミニカーも抽選販売
・神戸市は4月1日から水素で走る「燃料電池バス」の運行を始める。市で初めての導入で、2路線を走る。
・温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現に向け、市が取り組む「水素スマートシティ神戸構想」の一環。トヨタ自動車が2018年に開発した「SORA」1台を導入する
元記事:https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/202303/0016192619.shtml
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