LIBとは
正極にリチウム遷移金属複合酸化物等、負極に炭素等、電解質に非水電解質等を用い、正極と負極の間をLiイオンが移動することで充放電を行う蓄電池です。1991年、ソニーが世界で初めて商品化して以来30年間…現行の充放電可能な蓄電池の中では最もエネルギ密度が高い電池系として更なる進化を続けています。ここでは、そのChemistryを含めた技術的特徴や課題を紹介します
1019年 吉野彰先生が「リチウムイオン電池(LIB)の実用化への貢献」を評価され”ノーベル化学賞”を受賞されました。これはLIBの開発に携わってきた我々技術者にとっても大きな喜びで、大先輩の吉野先生のおかげでLIBが世界的に認知されたということを大変誇りに感じております。 LIBは1980年代中ごろに市場に登場し、現在も技術的進化を続けております。現行の充放電可能な蓄電池の中では最もエネルギ密度が高いこともあり、今ではノートPC・スマートフォン・デジタルカメラといったモバイル機器のバッテリーとして標準的に用いられるようになりました。最近ではxEV用電池としても需要が急拡大しており、分散型の電力貯蔵システムへの応用なども含めてLIB市場は急成長の真っ只中にあります。 今後もLIBは技術的進化を続けていくと考えられますが、更に高性能な次世代電池の研究開発も鋭意進められております。ここでは、LIBや次世代電池技術、LIB市場、注目のxEV市場など…カテゴリー毎に紹介したいと思います。
正極にリチウム遷移金属複合酸化物等、負極に炭素等、電解質に非水電解質等を用い、正極と負極の間をLiイオンが移動することで充放電を行う蓄電池です。1991年、ソニーが世界で初めて商品化して以来30年間…現行の充放電可能な蓄電池の中では最もエネルギ密度が高い電池系として更なる進化を続けています。ここでは、そのChemistryを含めた技術的特徴や課題を紹介します
その筆頭が「全固体電池」で、基本的にはLIBの電解質の有機電解液(液体)を固体電解質に変えることを特徴としております。「電解質を液体から固体に変えることで性能向上を含めた画期的なメリットがある」と大変注目されており、産官学連携を含めて盛んに研究開発が進んでおります。
さらに、Li空気電池や金属Li電池やLi硫黄電池など次世代電池の候補は多々あります。これら話題の電池系についてここで紹介します
携帯電話、notePC…殆どのポータブル機器の電源がLIBです。加えて、1台当たりの搭載電池容量がポータブル機器の数百倍~数千倍となるxEVへのの著しい市場拡大もあり、LIB市場は空前の市場成長が進んでいます。そのため、LIB業界、LIB用材料業界への新規参入playerも多く、世界中で…「LIB関連業界」そのものが大きく拡大しています。ここでは、これら市場、業界の動向について紹介します。
LIBの巨大顧客であるxEV市場の動きは大変気になります。特に、CO2排出低減策として、世界各国でガソリン車撤廃宣言や補助金対応がなされております。そのような外圧もあり、EVを中心にxEVの市場が大きく成長しております。特に完全モータ駆動のEVは事業への参入障壁が低いと言われ、異業種からの新規参入も多い成長業界となっております。ここでは、特に成長が著しいxEVの市場&業界の動向について紹介します。
電力系統に連携する電力貯蔵ESSは大容量の蓄電池を使います。ピークカットだけでなく、間欠性が伴う風力や太陽光の生成電力を貯蔵することは、再生可能エネルギ利用を促進をする意味で重要です。LIBもその候補として検討されています。特にEVの中古電池のリユースは注目され実証実験も進んでます。これら市場、業界の動向を紹介します。
電池関連、xEV関連の市場・業界は、各国の政策や方針、さらに、安全基準や輸送規定など、各国や国際的な法規制などの公的な仕組みの中で動いています。特に、NEDOのRMや経産省や文科省関連の国プロなどの戦略的政策、CO2排出量規制、エンジン車撤廃宣言などのEV普及促進のための取組みを中心に‥‥政策関連動向について紹介します
・「Well to Wheel」の考え方
・EV普及拡大時の電力事情
・国別電力事情とEV普及意義
・発電様式によるCO2排出量
などなど
電池を取り巻く最近の動向について、色々と”感じる”ことがあり、ここで、「つぶやき」・・・を載せさて頂きます。
あくまで、個人的なイメージであり、かつ私見でもありますので、
軽くお聞き流し下さい!
電池とは直接関係しませんが、色々な世の中の状況を聞くにつれ‥‥‥
何か違和感を感じることが多々あり、‥‥‥
ここで、つぶやかせて頂きます。
あくまで、個人的なイメージでもあり、私見でもありますので、
軽くお聞き流し下さい!
リチウムイオン電池ニュースのページが壊れたため、ここに継続してリチウムイオン電池ニュースを掲載します
電池の話以外の話題を自由に語らせて頂きます
tec.jyam@gmail.com